今週のヘッドライン
●次世代マイクロ風力発電機の実証開始

 アストモスエネルギー(東京都千代田区、山中光社長)は4日、同社のLPガス受け入れ二次基地の金沢ターミナル(石川県金沢市)に設置した次世代マイクロ風力発電機「Type A(タイプA)」の設置完了式典を現地で開いた。1号機の設置となるType Aは、アストモスエネルギーが出資する次世代風力発電機のスタートアップ企業・チャレナジー(東京都墨田区、清水敦史社長)が開発したもの。両社で連携して運用実証を行っていく。式典には、アストモスエネルギーの栗原好宏上席執行役員事業開発管掌(兼)地域戦略管掌とチャレナジーの清水社長が参加し、防災商材として実用化を目指す構想を語った。

  

●リフォーム研修

 アストモスアカデミー東北(仙台市、平國龍太所長)は8月20~22日、「リフォーム品質アップ研修」を開講した。専門コースの一つである同研修では、リフォーム営業や、リフォーム工事元請けとなる施工管理について学んだ。研修は座学だけでなく、ケーススタディやグループ討議、各種演習など研修方式も多岐にわたった。


●配送コンテスト

 東液供給センター(名古屋市、濱島和久社長)は8月28日、市内の名港事業所で第12回配送コンテストを開いた。5年ぶりとなる同コンテストは、基本作業の重要性の再認識と容器交換作業レベルの向上と容器交換時の的確な供給設備業務の徹底の機会として実施するもの。今回、全配送担当者が参加しての容器交換作業の実技と業務知識の机上テストを実施。これらの成績を参考に配送歴5年以下の配送員12人を選出し本戦を実施した。

 

●DX推進で協業

 ソフトバンク(東京都港区、宮川潤一社長CEO)とシナネンホールディングスグループのミノス(東京都港区、藤野和男社長)は8月28日、LPガス業界のDX推進で協業を開始したと発表した。ミノスが提供する顧客データや検針データなどをクラウド管理する基幹システム「PowerNetG4」と、ソフトバンクのサービス「Routify」(AIが配送計画・ルートを自動策定)などを組み合わせ、業務効率化や省人化につなげる。

 

 


静岡県特集
商慣行是正、需要拡大の両立を図る