今週のヘッドライン
●荷主と運送会社が一層の協調

 ジクシス(東京都港区、田中惠次社長)は11月22日、港区のビジョンセンター田町で、「2024年第2回LPG輸送に関する会合」を行い、LPG運送会社17社26人が参加した。物流の2024年問題をテーマに、7月に実施した第1回会合の振り返りとその後の環境変化、ジクシスの荷主としての取り組みを共有。運送会社は需要期を目前とした現況と、乗り越えるための取り組みについて意見交換を行った。

  

●マネジメントゲーム研修

 ガス体エネルギー事業者の情報交換の場「タスクフォース21」は4日、日本社会事業大学文京キャンパスで「マネジメントゲーム研修・無料体験会」を会員限定で開催した。約40年前にソニーが開発した研修プログラムで、ゲーム参加者が経営者となって仕入れ、生産、販売、雇用などを行う疑似体験を通じて、楽しみながら利益を得る仕組みや会社のカネを流れを理解できる。


●在庫管理を効率化

 鈴与商事(静岡市、伊藤正彦社長)とエスマット(東京都品川区、林英俊社長/志賀隆之社長)は11月29日、エスマットが提供する「スマートマットクラウド」の販売代理店契約を締結したと発表した。12月2日から取り扱いを開始している。現場のあらゆるモノの実在庫をIoTで見える化し、在庫管理を簡単自動化・工程改善を進めるツール。重量センサーと通信機を搭載した重量計の上にモノを置き続けて重量を計測。ネジなどの部品、副資材、仕掛品、粉モノや液体の原料まで、日々の在庫確認や棚卸、発注を自動化する。

 

●感謝祭を短時間集中開催

 キョウプロ(京都市、小林一広社長)は11月30日、本社駐車場などで歳末大感謝祭を開催した。同社京都第1支店(赤倉正浩支店長)が管轄する京都市南部の顧客や、また新聞折り込みチラシを見た消費者など約50人が来場した。開催時間を午前10時から午後2時までと短時間にした。

 

●ポータブル電源

 配管用機材製造・販売のレッキス工業(大阪府東大阪市、宮川一彦社長)は10月23日、ポータブル電源「PB-AR20Pro」を新発売した。定格出力1800W、最大出力2000Wで、PE管用EFコントローラやパイプマシンの安定稼働に十分な出力を備えている。市販品のポータブル電源では安定稼働が難しかったEFコントローラ、パイプマシンで徹底検証した。