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全国LPガス協会、Web形式で総会開催
事業計画で自然災害、新型コロナ対策を重点化 

  全国LPガス協会(秋元耕一郎会長)は10日、令和2年度通常総会を開いた。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Webを利用しての開催となった。上程された議案のうち、令和元年度事業・決算報告案および理事・監事などを選任する人事案を原案の通り承認。また、先の理事会で承認された令和2年度事業計画と予算が事務局から報告された。総会後の理事会では秋元会長の再任を承認し、2期目となる秋元体制が発足した。
  総会の冒頭で挨拶した秋元会長は、「会長に選任されて最初の1年は、自然災害への防災・減災に向けたGHP導入など、需要拡大に取り組んできた。3年連続で大きな豪雨被害が発生しており、全L協では改めて充填所などからの容器流出防止体制の確立を会員や販売事業者にお願いした。今後も水害が多発する恐れがあることから、容器の流出防止対策に注力していく。新型コロナ感染症は、社会を大きく変化させるといわれている。全L協では、新しい生活様式と今後発生しうる複合災害への備えについて検討し、必要な情報提供を行っていく」と語った。
  2020年度事業計画は、「保安の確保」「LPガスの需要拡大」「取引の適正化・料金の透明化」など従来の主要項目に並んで、「災害時における対応強化」の充実を図ったほか、「新型コロナウイルス対応」の項目を新設した。保安の確保では、「LPガス快適生活向上運動≠烽チと安全さらに安心」を推進。IoT、LPWA(低電力広域無線通信)など新技術を活用したスマート保安への対応も進める。LPガスの需要拡大は、8年目を迎える「需要開発推進運動」の内容を深めていく。取引適正化・料金の透明化については、LPガス販売指針を周知していく。また、自然災害や新型コロナウイルス感染症の対応では、体制を整備し必要な情報提供を行う。