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石川県エルピーガス保安センター協議会、研修会開催
重要事項として火気離隔距離確認を強調 

  石川県エルピーガス保安センター協議会(金谷雅雄会長)は1日、金沢市の石川県地場産業振興センター本館で「令和2年度第1回保安センター協議会研修会」を開いた。
  講師に石川県危機管理監室消防保安課保安グループリーダーの田丸昌成課長補佐を迎え、「保安点検業務について」を演題に行われた。
  講演に先立ち、挨拶した金谷会長は「コロナ禍における日常生活において、飛沫感染や近距離での会話への対策などの新しい生活様式が求められている」とまず述べ、続けて「こうした中、LPガス業界において宿泊施設や飲食店のLPガス販売量の減少、さらにはウイルス感染の恐れを理由として、お客さまから保安点検を拒否されたり、点検の延長を依頼されるケースがあるが、できる範囲で最大限の点検業務を遂行していただきたい」と求めた。
  田丸課長補佐は講演の中で、容器設置場所から火気までの離隔距離について、充填容器など(内容積が20リットル以上)には、容器を置く位置から2m以内にある火気をさえぎる措置と屋外に置くことを確認。そして「供給設備の技術上の基準の順守に関する責任は販売事業者にあるが、最近は供給設備の点検を保安センターに委託しているケースが主流であることから、保安センターとして離隔距離を確認することは重要」と指摘。「住宅の改修などで、新たに火気が近くに設けられた場合、確認できるのは保安センター調査員や容器配送業者になるので、皆さまに課せられた大切な業務」と話した。
  さらには、末端ガス栓と燃焼器の接続、新型コロナウイルスの影響を踏まえた措置(液石法施行規則に規定する期間再延長及び猶予措置)についても解説した。